- 2009年1月27日 14:11
- BLOG
「オケラジ」という音声配信番組がある。
役者オケタニイクロウがプロデュースする番組だ。
彼は自分をポッドキャスターだと言う。
自分のやっている番組を「ポッドキャストだ。」と。
一般的に演劇界はネットリテラシーが低いと思われているが、実際低い。
遅れているというのが正解かもしれない。
もちろん色々WEBを使って活動している団体もあるが全体の数%だろう。
演劇という本筋がある分WEBを使って何かをしようという意識が働かないのかもしれない。
そんななか「自分をポッドキャスターだ」と言えるオケタニイクロウは特殊だ。
実際、彼のパソコン・WEBの知識は大して高くない。
自分の話術に対する自信が"音声配信"という場に駆り立てたのだろう。
2005年初頭に本格的に日本で始まった「ポッドキャスト」
従来のネットラジオと違い登録しておけば更新時に自動的に配信されてくるというシステムに可能性を感じた。
この新技術に新しいビジネスチャンスを求め人が集まり
ポッドキャストポータルサイトは乱立し
無数の番組が生まれていった。
オケタニイクロウはそういった人々とは違った思惑で音声配信を行っていた。
「ラジオがやりたいから」
未だにその目標は達成されていない。
定期的にトークライブを行い、
なかなか豪華なゲストも呼んでいる。
いつかはラジオに行けると俺は思っているし
無理とも思っている。
そんなオケラジのメンバーである鳥居くんがオケラジを卒業する。
ポッドキャストの衰退は誰が見ても明らかで
リアルイベントであるポッドキャストサミットやKPMは幕を閉じ
ポッドキャスト関連のサービスは次々と撤退している。
ポッドキャストが枯れていくニュースが流れるたびにちょっと寂しかったが
鳥居くんのオケラジ卒業が一番寂しさを覚えた。
『寂しい』って何だよww
ポッドキャストにそんなに思い入れないだろ!?って感じだけれど
理屈じゃなく感覚なので理論的な説明は出来ない。。。
たぶん俺の中で「オケタニイクロウはスゴイヤツ」という認識があって
その番組レギュラーとして続けていた鳥居君が「辞める」と決断した事。
その事がリアルにポッドキャストの終焉を感じさせたのかもしれない。
アサカワズは「俺は辞めるタイミングを見計らっているだけ、いつ辞めてもいい」と常々言っている。
それには特に寂しさを覚えない。
わかってて言ってるからだ。
ポッドキャスト界の現状をサービサーとユーザー両方の立場で踏まえた上で。
たとえ辞めたとしても何か面白い事があればまた戻ってくる。
ヒロカズエモーションも南部イチヒコも同じだ。
でも鳥居君は違う。
彼はもう二度と戻ってこない。
鳥居君の卒業をもってポッドキャスト黎明期の終了といたします。
★オケラジ!
http://www.voiceblog.jp/oke/
★「オケラジトークライブ014~ポルノのように~」
2009年1月31日(土)18時半開場 19時開演
出演 オケタニイクロウ 宮崎陽介 鳥居信康
予約・当日とも1500円
【予約フォーム】
<追記>
ポッドキャスターに代わるなんかいい呼び名はないものか...。
ボイスブロガーはダサい。
ネットラジオDJは長い。
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